人間学の同人誌『Becoming』

生成の人間学の探求 『Becoming』年2回(春/秋)発行 同人代表:作田啓一 制作:BC出版

川本真由子『シェイクスピアの作品研究 ─ 虚と実の織模様』行路社、2000

川本真由子『シェイクスピアの作品研究 ─ 虚と実の織模様』行路社、2000

シェイクスピアの作品研究

『シェイクスピアの作品研究』扉『シェイクスピアの作品研究 ─ 虚と実の織模様』
川本真由子著(行路社、2000年)
四六判/並製/224ページ/2200円(税別)
シェイクスピア・ドラマに現れた超近代への予感。『ロミオとジュリエット』『オセロー』『冬物語』『ハムレット』『コリオレーナス』『アテネのタイモン』を読む。
「シェイクスピアの作品においては、内部の感情と制度的表現の対立を基本形とするさまざまの対立が織り込まれているが、それらの対立の彼方に あってそれらを無化する第三の審級の存在が絶えず予感されている。Great Natureはその審級を表す一つの言葉である。それはまた、神、宇宙の秩序、運命などとも呼ばれている。しかし中世の人々のように制度にからめとられて しまって素朴に神や宇宙の秩序を口にすることは、近代のさきがけであるシェイクスピアにとっては不可能であった。内部の感情や自己への誠実が、彼にそのこ とを許さなかった。」(序文より)
目次
『ロミオとジュリエット』 ─ 言霊の支配する世界
『オセロー』 ─ 自己劇化と嫉妬
『冬物語』 ─ 代替性の呪縛を破って
『ハムレット』 ─ 「演技」と「誠実」
『コリオレーナス』 ─ 自己、社会、そして自然
『アテネのタイモン』 ─ 神から獣へ
シェイクスピアのアート観

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