人間学の同人誌『Becoming』

生成の人間学の探求 『Becoming』年2回(春/秋)発行 同人代表:作田啓一 制作:BC出版

第31号(2013.3)

第31号(2013.3)

内容紹介

タルコフスキーと近代の廃墟 松浦雄介
タルコフスキー映画に現れる廃墟美を、従来の廃墟イメージの2タイプとの比較により考察する。古代のではなく近代の崇高な廃墟を審美化したそれは、伝統的廃墟美のイメージを超えるも、その廃墟の圧倒的な破局性には覆いをかけた。(400字×45枚程度)
日本近代文学に見られる自我の放棄(続)─ リアルの現れる場所 作田啓一
前 稿(第30号)から導き出された「集団力学的認識」と「死または無による認識」という2つの発想法による作品において、それぞれリアルが現れる場所が異な る。前者では諸項目間の隙間にナッシングが、後者では現象の底にサムシングが現れる。梶井、太宰、漱石、古井由吉等様々の作品を用いての検討。(400字×65枚程度)
『死霊』の考究(2) 安部浩
主人公与志とその許嫁・安寿子の心中(「第二の心中」)の含意を闡明することで、本作の読解をさらに進める。「あってなく、なくてある何か」=「虚体」を巡る身を賭した思索と実践、および無償の愛への挺身の物語として。(400字×80枚程度)
◆◆『Becoming』既刊(第21号-第30号)目次一覧

 

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