人間学の同人誌『Becoming』

生成の人間学の探求 『Becoming』年2回(春/秋)発行 同人代表:作田啓一 制作:BC出版

第28号(2011.9)

第28号(2011.9)

内容紹介
対象不特定の報復 作田啓一
秋葉原通り魔事件に見られるような不特定多数を狙う一連の事件の動機の1つに、承認の欲求を無視した社会への怨恨が見いだされる。このような場合、犠牲者とは的をしぼり切れなかったために拡散する報復の宛先にすぎない。本論は、この種の報復の観点から、児童虐待を、そしてパリ郊外の若者の暴動を検討している。(400字×35枚程度)
正宗白鳥にみるつまらなさの特殊性 鍵本優
「つまらない(詰まらない)」と言いつのった白鳥は、裏を返せば「つまる」ものを強烈に求めていたのではないか、と筆者は仮定す る。では白鳥はどこに向かおうとしたのか。彼は実世界を超越するものを見詰めようとしていたと言えないか。幼少期以来の「死の恐怖」に着目しながら、ひと つの推測を展開する。(400字×65枚程度)
小説 街は飛べまい 葱里菜於子
連綿と続く血筋の一中継点にすぎない私。だが同時に私は過去の血筋と未来の血筋を含み持つ。そのような生の中での死とは何か、喪失とは何か。幻覚を通しての覚醒の到来。(400字×95枚程度)

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