人間学の同人誌『Becoming』

生成の人間学の探求 『Becoming』年2回(春/秋)発行 同人代表:作田啓一 制作:BC出版

第26号(2010.9)

第26号(2010.9)

内容紹介
自己愛と憐憫 ─ ルソー、ドストエフスキー、ニーチェ 作田啓一
ルソーが自然の性向として仮定した自己愛と憐憫が、ドストエフスキーとニーチェにおいてどう展開されているか。この3人はデビュー当時の準拠集団への訣別という共通性をもつ。本論はドストエフスキーまで。(400字×75枚程度)
身体が生成するとはどういうことか 亀山佳明
新しい身体所作を体得する「生成」の瞬間、個体の枠を超え「流れ」と一体化する身体感覚は、自己に意識の冴えと歓喜をもたらす。漱石の「自転車日記」、中井正一の言う「スポーツ気分」を参照しての考察。(400字×45枚程度)
純粋贈与について 岡崎宏樹
交換の論理と有用性の視点に基づく〈制度としての贈与〉研究から、無償の贈与=「純粋贈与」の視点に基づく〈生成としての贈与〉研究へ。モースを起点に、レヴィ=ストロース、ゴドリエを踏まえ、ブラウ、今村仁司、バタイユの理論を検討。(400字×60枚程度)
無差別殺人の構図 ─ 破壊と生のあいだ 間庭充幸
80年代以降、新しい型の犯罪が目立つ。それは管理社会が課する抑圧からの解放をめざすが、抑圧者の正体が不明なため、抑圧から生じた怨恨の対象が不特定多数へと拡散する。秋葉原事件はこの型を代表する。なお、ネット依存の影響にも論及。(400字×45枚程度)

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