人間学の同人誌『Becoming』

生成の人間学の探求 『Becoming』年2回(春/秋)発行 同人代表:作田啓一 制作:BC出版

第17号(2006.3)

第17号(2006.3)

内容紹介
島尾敏雄・不安の文学 作田啓一
高名となった『死の棘』でこの作家は病んだ妻への絶対的な自己放棄を描いた。近代的自我を主張することの困難は、突然襲来する「不気味なもの」への不安と通底している。ラカン理論を手掛かりにした島尾文学の読解。(400字×100枚程度)
存在のイノセンスについて ─ ジョン・スタインベック『二十日鼠と人間』 西山けい子
季節労働者のレニーは頭は弱いが力持ち。その力が余って何の悪意もなく生きものを殺し、社会から追いつめられる。しかし彼の無垢そのものが周囲の人々に〈存在〉を呼び覚ます、と論者は指摘している。(400字×35枚程度)
〈ガス灯〉の神話学 ─ 過渡期の技術をめぐるアウラとノスタルジー 近森高明
ベンヤミンの〈ガス灯〉ノスタルジーを、「アウラ」と「無意志的記憶」の視角から検討し、アウラやノスタルジーの現実変革可能性を肯定する彼の隠された思考にアプローチする。(400字×60枚程度)

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