人間学の同人誌『Becoming』

生成の人間学の探求 『Becoming』年2回(春/秋)発行 同人代表:作田啓一 制作:BC出版

第15号(2005.3)

第15号(2005.3)

内容紹介
生の横溢と鬱屈 ─ ニーチェ-シェーラーのルサンティマン論をめぐって 作田啓一
弱者への同情をすべてルサンティマンとみなすことはできない。シェーラーのこのニーチェ批判を通し、愛の2形態を、ラカンの言う欲望と欲動とに対応させる。(400字×70枚程度)
自己本位と則天去私(下) ─ 夏目漱石に見る個人主義の問題 亀山佳明
則天去私は漱石の宗教観を表すとも、人間世界をポリフォニックに描く彼の芸術的方法論を表すとも解されてきた。筆者は『明暗』の中にこれら2様の則天去私の重奏と超個人の思想を読み取る。(400字×65枚程度)
模倣、あるいは社会の昇華 ─ ガブリエル・タルド「模倣の法則」をめぐって(1) 村澤真保呂
デュルケムにより葬り去られたタルドの模倣理論は、物心二元論を超えているため誤解されてきた。本論は模倣を経た発明の頂点を、個人の中の〈美〉に見いだす。(400字×45枚程度)
昇華の3形態と芸術の3様式(上) 新堂粧子
芸術・宗教・科学の昇華的営みの特徴を検討する。フロイトのヒステリー・強迫神経症・パラノイアとの対応、およびラカンの抑圧・置き換え/否定・排除との対応の整理。(400字×40枚程度)

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